月夜、闇夜からのエギング考察
エギングをする場合大きく分けてデイエギングとナイトエギング2つに分かれます。
その中でナイトエギングを大きく分けると闇夜と月夜の2パターンです。
今回は『月夜、闇夜からのエギング考察』ということで私なりに考えていることをまとめてみたいと思います。
私の釣行は8割方ナイトエギングで、釣行計画を立てるにあたり月の有る無し(光量)は気になるところです。
基本的な事ですが、闇夜の新月から始まり日を追うごとに月が出始め満月の月夜にかわります。
当然闇夜の新月大潮から始まり、満月大潮になる為潮周りとも関連しています。
実際私はどちらが良く釣れるのか、どちらが釣りやすいかに関しては、月夜の方がプラスαはあるとしても確実な根拠のある答えはないと思っています。
今まで闇夜でも月夜でも数釣りした事もあれば、逆に全く釣れなかった事もありますし、半月や三日月の時でも良い思いも悪い思いもしてきました。
成長の早さからも分かるようにアオリイカは貪欲な生き物で何日も捕食しないというような事はないと思うので、月夜闇夜は関係無く補食行動しているのではないかと思うのです。
強いて月夜闇夜で変わるとすれば、イカの活性、イカの行動する層だと思います。
光がある時にはボトムより中層、時にはキャスト後の着水後すぐに当たる事があります。
それは今までの上記のような経験から考えて、月夜の場合イカが浮き気味で行動するのではないかと言うことと、イカの活性が高いからではないのかという実践から得た自分なりの答えです。
私が月夜闇夜に意識してイメージしているのは、闇夜の新月にイカの群れが入り始め、満月を向かえまた闇夜で入れ替わることと、春の産卵を考えた場合、満月が1つのキーワードになり、産卵行動につながるのではないかと考えます。
月夜=光がある(明るい)
闇夜=光がない(暗い)
私はエギを選ぶ時…
光がある時は金テープで派手目を、光が少ない時はシルエットがハッキリする赤テープや暗い目の色を選びます。
全く光のない暗闇ではどんな色も見えないが僅かな光さえあれば色は認識できなくてもシルエットは分かると考えているからです。
基本的にはこの考え方を元にエギセレクトしますが全く反応がなければ真逆のカラーを試す事もあります。
ちなみに!!
2015年newカラーで発売された夜光!
月夜では月の光で発光し、闇夜ではヘッドライトで光を当て発光させて…
どの状況でもアピールできるのでナイトエギングのエギ選びには欠かせません!
従来の夜行カラーと2015年新色は月夜、闇夜を選らばず自分の中ではオールラウンドカラーの位置付けです!
エギの動きに関しては、月夜はイカの活性が高いと考えているのでエギをキビキビと動かしてアピールし、闇夜は月夜と比べれば活性が低いと考えているのでエギをゆっくり、まったりのイメージでジックリ見せる動きを意識しています。
これはロッドの早さだけでキビキビ、ゆっくりマッタリの動きを付けると言う以外にラインスラッグの量を意図的に少なくしたり、時にはシャクル前にベールを起こしラインを出して動きを変えたりという様々なパターンでの動かし方をしています。
色々書きましたが、実際は自分自身が経験し体験した事が基準になるので、月夜が得意な方もいれば闇夜が得意な方も居られると思います。
自分の好きなシチュエーションであればモチベーションもアップし集中力も上がり、好きなカラーをチョイスすることにより丁寧にエギを動かすようになるので釣果も上がる。
よって次回もまたそのシチュエーション、カラーを求めるが故に釣果が伴う。
月夜、闇夜だからと苦手だったり釣れないと決めつける事なく自然状況の中のプラスの要因の1つと考えてエギングと言う遊びを楽しんで欲しいです。
今回は月夜=光があると仮定しての話でしたが、月夜周りでも天候次第では闇夜にもなります。
考え方、釣り方、イメージは無限大です。
月夜闇夜に関わらず言える事はフォール姿勢を意識し、きちんと『捕食の間』を作る事を心掛ける。
ラインが見えないナイトエギング。
だからこそDraw4から伝わる全ての情報を最大限にいかし月夜、闇夜、どちらの場合でも一度良いイメージをもち良い体験をして下さい!
秋イカのシーズンは比較的イージーに釣れるので、自分の良いイメージを作りやすく、逆に苦手とか釣れないと敬遠してるエギカラーや釣り方の悪いイメージ、苦手意識を克服するチャンスです。
今以上にエギングが楽しくなるはずです!
少し話はずれてしまいますが、間違いなく言えるのは月夜のほうが闇夜に比べれば足場等が確認しやすく安全にできる事です。
月夜闇夜関係なく危険が伴うナイトエギングではデイエギング以上に安全面を気を付けて楽しい釣行をしていただければと思います。
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